Android O向けのアプリを開発する環境を整える方法は「Migrating Apps to Android O」に丁寧に説明されているので、実際に試してみました!
開発環境の説明の前に、実行環境(端末)の説明がきてるのですが、「Pixel, Pixel XL, Pixcel C, Nexus 5X, Nexus 6PかNexus Playerがあればシステムイメージ入れられますよっ」ってな事が書いてあります。
該当する端末が無い…
というかPixelは高いですね…(2017年3月)
というワケで、エミュレータで実行すべくAndroid Studio 2.4 canaryを導入するところから実践してみます。
Android StudioのPreview版ダウンロードページにも書いてありますが、安定版と共存させられる(run side-by-side)ので、既存の環境への影響はなさそうです。
それにしても、2017年3月の14日にPreview1が公開されたと思ったら22日にはPreview3公開って…ペース早いですね…
zipをダウンロードしたら好きなフォルダに展開するだけなので、導入はカンタンです。アイコンが黄色です!これはこれでカワイイです。
小さいアイコンはもちろんドロイドくん。
早速studio64.exeを実行してみます!すると最初に既存の設定を読み込むか確認されます。
危ない危ない、既存の安定版Android Studioとは分けたいので、ここで「Do not import settings」を選択しました。
あれ?ここからは黄色アイコンでなく、いつもの緑アイコンなんですね。次へ進むと見慣れた「Welcome」画面と…
続いてインストールタイプ選択画面が表示されます。
ここであまり深く考えずに「Standard」のまま進めてしまったんですが、SDKのインストール先を指定したかったので、ちょっとミスしてしまいました。「Custom」にすれば良かった…
「Standard」を選択してしまったので、「C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Local\Android\Sdk」にSDKがインストールされます。偶然自分のPC上では、安定版のSDKを別の場所にインストールしてあったのでかぶらずに済みました…
この後しばらくダウンロードやzipの解凍が続きます。そして遂にAndroid Studio Preview起動です!最初はプロジェクトが無い状態なので、メニュー画面が表示されます。
「Install a Preview Version of Android Studio」によると、設定画面から「update channelを変更してね」という事なので、プロジェクトを作成する前に設定画面を開き、「Appearance & Behavior > System Settings > Updates」画面の「Automatically check updates for」値を「Canary Channel」にして「ok」を押します。
というか、初期設定が既に「Canary Channel」になってますね。
さぁ、環境は整ったので、プロジェクトを作成して、ADVからAndroid Oのエミュレータを用意してみようと思います!プロジェクト作成ウィザードにもしっかり「API O」の選択肢が!
てきとーにプロジェクト作ったら、新機能の実装もしてみたいですが、先ずはエミュレータを用意してみようと思います。
AVDを起動し、「Create Virtual Device」ボタンを押します。PixelやPixel XLも選べますね!せっかくなので(?)Pixelで行きます!
システムイメージもバッチリ「O」がいますね!
Pixel起動!オープニングの画面で5~6個の円がコロコロと動くアニメーションが流れて、起動が完了したら遂にホーム画面へ!(以下サムネイルクリックで実サイズ画像が表示されます)
これでAndroid O対応アプリが思いっきり作れます!ついでなのでPixelの画面ももう何枚か。ホーム画面左上の「G」アイコンから検索バーが展開できます。ホーム画面の左端からスワイプでGoogle画面も出せます。
画面上部からNotificationも開いてみます。「Do not disturb」設定が少し気になったので更に開いてみました。
次回は早速Android Oの機能を実装してみます!