Google Glassの簡単なアプリを作る

こんにちは、KID.Aです。

今回は簡単なアプリ実装について説明致します。
下記のHello World!をGoogle Glassで表示するアプリを作成しようと思います。
device-2014-05-15-161845

まず、Google Glassのために設計されたアプリやサービスのことをGlasswareといいます。
GlasswareはGlassの開発でよく出てくるワードなので覚えておきましょう。

Glasswareの開発の方法

Glasswareを作るためには2種類の開発方法があります。

1つめは、GDK(The Glass Development Kit)を使用する方法です。
GDKはGoogle Glassのための開発キット、Android開発で使用するSDKからアドオンすることができます。
Android SDKからGlass上にGlasswareを直接インストールして実行できます。

2つめは、Mirror APIを使用する方法です。
選択した言語(Java、PHP、Pythonなど)から、WebベースのAPIを呼び出して
簡単にGlasswareを作れます。

上記の、GDKとMirror APIは組み合わせて使うこともでき、それらで作られた
GlasswareをHybrid Glasswareと呼びます。

開発前の準備

今回はGDKを使用してGlasswareを作成します。
そのための準備として、2つやらなければいけないことがあります。

1つめはGDKのインストールすること、
2つめはGoogle Glassと開発PCを接続することです。

GDKのインストール方法

  1. Android SDKを起動します。
  2. 「C:\android\sdk\SDK Manager.exe」をクリックする
    WindowsにC:\android\sdkにSDKをインストールしている前提。

  3. 「Android 4.4.2(API 19)」を展開して「Glass Development Kit Preview」にチェックします。
  4. SnapCrab_Android SDK Manager_2014-5-15_14-16-50_No-00

  5. 「Install 1 package…」のボタンを押下します。
  6. 「Glass Development Kit Preview, Android API 19, revision X」を選択して、「Accept」をチェックします。
  7. SnapCrab_Choose Packages to Install_2014-5-15_14-17-24_No-00

  8. 「Install」のボタンを押下します。
  9. これでGDKのインストール完了です。

Google Glassと接続方法

[Google Glassの操作]

  1. 「Setting」→「Device Info」からデバイス情報を表示する。
  2. device-2014-05-14-164525

  3. 「Turn on debug」をタップする。

[Google Glassと接続PCの操作]

  1. Glassと接続PCをUSBで接続します。

[接続PCの操作]

macであれば何もしなくてもOKです。
windowsであれば、下記の手順で接続します。

  1. コントロールパネルホームからデバイスマネジャーを選択します。
  2. SnapCrab_システム_2014-5-15_14-22-40_No-00

  3. デバイスにGlassが表示されていることを確認します。
  4. SnapCrab_デバイス マネージャー_2014-5-15_14-28-54_No-00

  5. Glassを選択、右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」を選択します。
  6. SnapCrab_デバイス マネージャー_2014-5-15_14-29-28_No-00

  7. 「コンピュータを参照してソフトウェアドライバーを検索します」を選択します。
  8. SnapCrab_ドライバー ソフトウェアの更新 - Glass 1_2014-5-15_14-30-3_No-00

  9. extra/google/web_driverを選択します
  10. ※現在のSDKだと、android_winusb.infにGoogle GlassのSingleAdbInterface、CompositeAdbInterfaceがデフォルトで記載されているため、android_winusb.infの修正・追加は必要ありません。
    SnapCrab_ドライバー ソフトウェアの更新 - Glass 1_2014-5-15_14-30-12_No-00

  11. 「このドライバーをインストールします。」を選択します
  12. SnapCrab_Windows セキュリティ_2014-5-15_14-30-19_No-00

  13. インストールします。下記のダイアログが閉じたら完了になります。
  14. SnapCrab_ドライバー ソフトウェアの更新 - Glass 1_2014-5-15_14-30-24_No-00

[Google Glassの操作]

  1. 接続PCの操作が終わった後、Google Glassに以下の通知がきます。
  2. 「Trust this computer?」
    これをタップします。

  3. 許可する
  4. その後、「Always allow」が表示されるので、またタップします。

  5. これで完了になります。

adbコマンドでdevicesを表示すると以下のように、Glassと接続できているのが確認できます。

adb devices
xxxxxxxxx(デバイス番号) device

開発

準備が完了しましたら、アプリを作成していきます。
今回はEclipseを使用して作成します。

  1. Androidアプリケーション・プロジェクトからアプリを作成します。
  2. SnapCrab_新規_2014-5-15_15-53-32_No-00

  3. 「Compile With:」を「Glass Development Kit Preview」にします。「次へ」を押下します。
  4. SnapCrab_新規 Android アプリケーション_2014-5-15_14-46-32_No-00

  5. 他はデフォルトの設定でプロジェクトを作成まで完了させてください。
  6. Activityを以下のように書き換える。
  7. 今回はCardを使用します。
    CardとはGoole Glassのためのデザインを簡単に実装できるクラスになります。

    package com.example.glassapp;
    
    import android.app.Activity;
    import android.os.Bundle;
    
    import com.google.android.glass.app.Card;
    
    public class MainActivity extends Activity {
    
        @Override
        protected void onCreate(Bundle bundle) {
            super.onCreate(bundle);
    
            Card card = new Card(this);
            card.setText("Hello World!");
            setContentView(card.getView());
        }
    
        @Override
        protected void onResume() {
            super.onResume();
        }
    
        @Override
        protected void onPause() {
            super.onPause();
        }
    }
    
  8. res/values/strings.xmlに以下の行を追加します。
  9. <string name="voice_trigger">Sample</string>
    
  10. res/xmlにvoice_trigger.xmlを作成します。
  11. voice_trigger.xmlの中身

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <trigger keyword="@string/voice_trigger" />
    
  12. AndroidManifest.xmlを以下のように書き換える。
  13. <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
        package="com.example.glassapp"
        android:versionCode="1"
        android:versionName="1.0" >
    
        <uses-sdk
            android:minSdkVersion="19"
            android:targetSdkVersion="19" />
    
        <uses-permission android:name="com.google.android.glass.permission.DEVELOPMENT" />
    
        <application>
            <activity
                android:name="com.example.glassapp.MainActivity"
                android:exported="true"
                android:label="@string/app_name" >
                <intent-filter>
                    <action android:name="com.google.android.glass.action.VOICE_TRIGGER" />
                </intent-filter>
    
                <meta-data
                    android:name="com.google.android.glass.VoiceTrigger"
                    android:resource="@xml/voice_trigger" />
            </activity>
        </application>
    
    </manifest>
    

これだけで実装は完了になります。

動作させてみる

[アプリのインストール]

まずは、アプリをインストールさせます。
Eclipseからは通常のAndroid同様に実行して「実行構成」から「Androidアプリケーション」を選択します。
SnapCrab_次を実行_2014-5-15_16-17-6_No-00

その後、Google Glassのデバイスを選んで「OK」を押下します。
SnapCrab_Android デバイス選択_2014-5-15_16-17-21_No-00

以下のように以下の表示がされ、アプリをインストールできます。
[2014-05-15 16:17:23 - GlassApp] Uploading GlassApp.apk onto device 'XXXXXXXXXXXXXXXX'
[2014-05-15 16:17:23 - GlassApp] Installing GlassApp.apk...
[2014-05-15 16:17:28 - GlassApp] 成功!
[2014-05-15 16:17:28 - GlassApp] \GlassApp\bin\GlassApp.apk installed on device
[2014-05-15 16:17:28 - GlassApp] 終了!

[タッチパッドから起動する]
Google Glassを起動します。
device-2014-05-15-161824

タッチパッドをタップします。設定したアプリが表示されました。
device-2014-05-15-161837

タッチパッドをタップします。
device-2014-05-15-161845

[音声認識]
Google Glassを起動します。
device-2014-05-15-161824

「ok glass」と発呼します。ちゃんとVoiceTriggerに設定した「Sample」が表示されていますね。
device-2014-05-15-161906

「sample」と発呼します。アクティビティが起動されますね。
device-2014-05-15-161923

以上、簡単なアプリの作り方でした。

KID.A

KID.A の紹介

楽して生きることと一発逆転を夢見ている、ちゃきちゃきのAndroiderです。 いろいろアプリを出しているのですが、いつもリリース後にターゲットユーザ数を2桁見誤っていたことに気付くので、残念でなりません。下方修正で、ヒットがでません。おしいです。 明日から本気出します。 よろしくお願いします。
カテゴリー: Android タグ: , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です