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iOSやAndroidに続く、新たなモバイルOSとして注目されるTizen。
今回はTizen SDKをインストールしてエミュレータを動かしてみます。
Tizenの環境構築はとても簡単に出来るので、是非Tizenを試して下さい。
○構築環境
・Windows7 64bit
・TIZEN 2.0 ALPHA
■Tizenとは
そもそもTizenとはどのようなOSでしょうか?
特徴を簡単に抑えておきましょう。
○Tizenの特徴
・アプリケーションの開発がHTML5ベース
・C / C++でネイティブアプリの開発も可能
・LinuxベースでオープンソースのOS
・EclipseベースのIDEで開発出来る
・来年(2013年)端末が発売開始予定
TizenはHTML5で手軽にアプリを作成でき、アプリの様々なプラットフォームへの移行も簡単です。
■環境構築
○SDKのインストール
今回はWindows7を使いますが、Ubuntuを使用する事もできます。
・SDKのDLページにアクセスします。
https://developer.tizen.org/downloads/sdk
・今回はWindows7 64bitなのでtizen-sdk-2.0-windows64.exeをクリックして、SDKをDLします。
・DLした「tizen-sdk-2.0-windows64.exe」を実行するとインストーラーが起動します。
・「Next」を選択。
・インストール先を変更する場合は変更して、「Install」をクリックするとインストールが始まります。
・少し待てばSDKのインストールは終了です。
これでエミュレータやIDEなど開発に必要なものが全てインストールできました。
○エミュレータの設定
・「全てのプログラム」→「Tizen SDK」→「Emulator Manager」と選択してエミュレータマネージャを起動します。
・<<Create new…>>を選択。
・エミュレータの設定をします。
Nameに作成するディバイスの名前を入れます。
ここでは「tizen」とします。
今回は他の項目は変更せずに進めますが、
画面サイズや、メモリのサイズを変更できます。
○エミュレータの起動
・先ほど作成した「tizen」を選択して、右側の「Launch」をクリックします。
エミュレータが立ち上がりスマートフォンが表示されます。
・Select Launguageで言語を「にほんご」にします。
ドラッグしてスクロールします。
・「にほんご」にチェックをしたら、左下の「戻る(←)」を選択します。
・「スタート」で日付と時刻の設定に進みます。
・タイムゾーンがソウルになっているので必要な人は直して下さい。
・「次へ」を選択します。
セットアップ完了です!